交通事故が多い時間帯がある
バイクに限らず、交通事故が多発する時間帯があるのことは知っているでしょうか。
なかでも薄暮時間帯と呼ばれる日没時刻の前後1時間ほどの時間帯は特に多く発生しています。
この時間帯に事故が多いのはなぜでしょうか。
薄暮時間帯は明るかった景色があっという間に暗くなるように、視界が少しずつ悪くなっていきます。
自転車や歩行者がお互いに認識しづらくなったり、速度や距離が分かりにくくなってしまいます。
ライトを点灯していない車両も多いため、自動車同士でも発見が遅れてしまうということが起こると考えられます。
またこの時間の人々は、学校帰り、仕事帰りのかたはもちろん、買い物する人もいらっしゃるので交通量自体も多くなっていることも要因の一つかもしれません。
薄暮時間帯における事故の発生状況は
交通事故の発生状況はどのようになっているのでしょうか。
2016年から2020年の5年間の調査によると、死亡事故の発生時間は薄暮時間帯である17時から19時の間が多くなり、特に冬の10月から12月に多く発生しています。
そして事故類型別に見てみると道路の横断中に事故に遭ったのが、なんと全体の9割を占めています。
なかでも横断歩道以外のところで発生しているのが8割にのぼり、歩行者の法令違反が多いことが分かります。
このように運転自体も気を付けなければなりませんが、薄暮時間帯は歩行者の行動にも注意しなければならないことが分かりますね。
バイクの運転手ができる対策
バイクの運転手からすれば、横断歩道ではないところを横断されては防ぎきれないと感じるかもしれません。
しかしだからといって事故が起こることが仕方ないとは考えられませんよね。
バイク側からできることといえば、ライトを早めに点灯してこちらの存在に気づいてもらうことではないでしょうか。
現状として、周囲が暗くなり始めていてもライトを点灯せずに走行しており、さらに暗くなって前が見えなくなってからやっと点灯する方も多くいらっしゃるようです。
そのような行動の理由は分かりませんが、暗い状態での無灯火は歩行者や他の車からの発見が遅れますし、認識してもらえず行動されしまい結果事故につながってしまいます。
そのため暗くなる前からライトを点灯しておくと良いですね。
横断歩道における交通ルールを再度確認しよう
薄暮時間帯だけに限りませんが、薄暮時間帯では横断中の事故が多いため、横断歩道に関する交通ルールを確認しておくと良いでしょう。
横断歩道を横断している、または横断しようとしている歩行者がいる場合には、歩行者を優先させなければなりません。
しかし調査をしてみると横断歩道で起きた事故で減速が十分でないことが多く見られました。
信号機のある横断歩道であれば歩行者の確認もしやすいですが、信号機のない横断歩道では十分に減速できていなければ、突然横断し始めた歩行者に対応することはできませんよね。
明らかに歩行者いない場合を除いて、すぐに停止できるような速度で横断歩道は通過しなければならないのです。